基本設計から対応
当社は主に製造業、特に地場産業である製紙業・紙加工を中心とした業種のお客様から仕事を頂いております。
エンジニアリングに特化された部署/別会社をお持ちの会社様もおられますが、漠然とこうしたいという考えを持ちながらも具体的に形にするという作業は経験と引き出しが無いと難しいと考えております。
具体例を挙げますと、集塵・風送ダクト工事などでは風量、風速、静圧などを考慮しダクトの口径とファンの能力を選定し、集塵/風送する物性を把握し、トラブルなく連続稼働する性能が求められますが、当社では、お客様にて大まかな方向性を決めて頂ければ、当社で設計・設備の選定、付帯品の製造から工事まで、全てワンストップで対応が可能です。
人員の流動化
当社の管理部門は営業及び積算、設計から製造管理、施工管理等多岐に渡る業務をこなしますが、コアな人材を除いては垣根を設けておらず、個々の業務に偏りが出ないように工夫しております。
また、工場の製造工程、現地施工に関しても垣根を設けておりません。弊社は「必要な時に必要な人員を」割けるよう人員に流動性を持たせておりますので、同業他社に見られがちな「私はこの仕事しかやりません」がありません。
それは即ち、専門化の弊害である人的コストのロスが低減すると共に、人員の効率化が計られることで、お客様へ無駄な費用の転嫁をする必要がありません。
これは弊社の大きな強みであり、評価を頂いております。
品質への取組
「製缶」と言われる業界に属する当社は鉄や非鉄金属を用いて様々な形状の製品をワンオーダーで製造・納入することが日々の業務となっております。
レーザー加工機の登場などで鋼板の加工などの自動化は緩やかに進んでおりますが組立はワンオーダーであるが故に自動化が難しく職人の手に委ねられており、ヒューマンエラーが発生しやすい環境にあるといえます。
当社は検査員の増員と共に3Dレーザーの導入により「物理的に」人手の作業を減らすことで品質の確保を目指しています。これより先はデータによるヒューマンエラーが懸念されますので2重3重のチェック機能が必要になると考えております。